まぁ、そんなものは見なければ良いんだから、四の五のいうなって話だけれど、テレビのワイドショーってのは本質的に取り上げるべき事をやらないで、興味本位の事件ばかりを根掘り葉掘りやっている。
何人も自分の周辺のパートナーが不慮の死を遂げ続ける67歳の婆さんの話なんてのは、いくら叩いても全然大丈夫というお墨付きを貰っているものだから、これでもか、これでもか状態。数億円もの相続を貰っている《はず》だってんで引っ張り出している。
これを見て、多分何人もの人が和歌山カレー事件の林真須美を思い出しているだろう。もしくは「布団おばさん」だろうか。「布団おばさん」は後になってマスコミの大誤解だった事が判明している。それでも先日の朝日新聞のように謝罪会見を誰かがしただろうか。
林真須美は最高裁にまで行って死刑が確定しているけれど、実は物的証拠は今もって明らかになっていない。彼女は状況証拠だけで死刑が確定しているという摩訶不思議な状況にいる。
本庄保険金殺人事件の八木茂も死刑が確定している。しかし、これも決め手は関係者の証言だ。
「容疑者の関係先で捨てられた物品から少量の青酸化合物が検出された」のが逮捕の決め手だと昨日の毎日新聞が報じているけれど、それはいったいどこから来たものなのか。
あ、結局自分も振り回されておるじゃないか。
