わたくし、ユニクロのストレッチ・ジーンズが好みでございます。疲れません。長旅でも実に楽でございます。二本あるのですが、そろそろへたり気味な上、縮みました。本日探しに行きました。
ない！ないのであります。若者向けの、股上浅く、ぴっちぴちの、こんなの爺さん履いたらこけるわ！という類いにはあるんだそうでございます。
随分とお若い女性の店員さんを呼び止めまして、「じゃ、もう作ってないのね？」とお伺いしたら、なぜかこの店員さんは「はい、作っておりません」とおっしゃらないで、「これならある」とか「お客さんのご要望がどうのこうの」とおっしゃるんですよ。なんで、作ってないなら「作ってない」とおっしゃらないのか、これが不思議なんですね。
良く爺さんが店員さんを捕まえて怒鳴っておりますが、こんなぐるぐる周りの繰り返し問答をやっていたら、「こいつしょうもないなぁ」と思わないわけでもないというところで納得をいたしました。
ユニクロは本当にあてになりません。気に入ったものがあったら、面倒がらずにすぐさまいって押さえておかないと金輪際作りません。パンツ（今の若い人たちがいうズボンじゃなくて肌着の）もここでは二つひと組で売ります。大きいサイズとその下のサイズとひとつずつでキャッシャーの所へ持って行きました。
キャッシャーのお姉さんは「あぁ、この爺、わかっちゃいないや」と思ったらしくて、大きな声でゆっくりと「さいずがぁ、ちがいますがぁ、よろしいんですかぁ〜！？」といってくれました。サイズを試すために両方買ってんだっての。それとも何かい、パンツも試着させるってのかっ！？
爺さん、変わり者でございます。
