ほぼ足りてまだ欲 その先

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帽子

 帽子を手放せなくなったのはもちろん髪の毛が薄くなって、日頃の雨や日差しを一気に受けるようになったからではあるけれど、その前からずいぶんハットやキャップをかぶってきました。けち臭いしみったれ根性が抜けないので、汚くなったり、汗染みができちゃったりしたものでも捨てられないでいるものがずいぶんありますが、何よりも捨てられないのは友人の亡くなったお父上が残したハットの類。そして旅先で入手したキャップ、なんてものです。かぶればかぶるほど痛むのは当たり前のことで、中にはもったいなくて被らないまま、何十年も残っているものもあります。
 連れ合いにも夏にはおばさんくさい帽子はやめて、パナマでもかぶればいいのにと言っていますが、もともと人と違うことをやって目立つのが大嫌い、という性分ですから「似合う格好がないから」なんて屁理屈をつけて踏み切りません。私にいわせると「似合うからかぶる」というものではなくて、「かぶらなければいつまでも似合うものにはならない」ということだと思っています。自分の「思い込み」というものが自分の人生を作る、ということも十分にありえることだと思っています。ちょっと生意気ですが。