ほぼ足りてまだ欲 その先

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常識知らず

  • オヤジが死んでから実家にあった仏壇を、実家を壊すからというので持ってきちゃいました。なんでもお坊さんに頼まないといけないのだそうです。
  • オヤジの命日も、おふくろの命日もろくすっぽ覚えていません。なんでも何年かおきにお坊さんにお参りして貰わなくてはならないのだそうです。あ、そうじゃないや、法要を営まなくてはならない、ンだ。

 多分、あっちへ行ったら、オヤジはなんもいわないけれど、おふくろがいうんだろうなぁ。「あんたね、他の人がやることをやらなかったら、風(ふう)が悪いわよ!」って。この「風(ふう)」っていうのは岡山弁で、「風評」とか「他人による評価」みたいな意味かなぁ。おふくろが良く云ってましたよ。「そげなことせられては、ふうがわりぃ」って。
 そういえばうちの中の価値観は面白かったなぁ、今から考えると。大学生になったらやって良いことってのがあっという間に広がるんだなぁ。例えばダンパに行っても良いとか、スキーに行っても良いとか、いや、むしろ行くものだとか。
 それは多分長姉が親を説得したんだろう。だから私が浪人を経てまで大学生になったら、もう大手を振って遊び歩いていたなぁ。あの頃は、ま、三流とはいえ、大学に受かったらもうあとはどうにかなるって風潮だったんだろうなぁ。三流でなんもしなくても卒業できちゃう大学だったから、ろくなスキルもついていなかったなぁ。あれで良く世の中を渡ってきたもんだよ。常識知らずでね。