昨日のことだ。秋葉原から日比谷線に乗った。しばらく歩いていなかったから、足元がフラフラするから空いていた席に座った。銀座までは7つめだから座っとかないと。で、本を読み始めて、しばらく経ったら八丁堀を出たところで、周りには結構立っている人がいる。
目の前に立っている男性の向こうに松葉杖をついて後ろにデイパックを担いだ人がいる。見ると、右足は足首から先が真新しいギブスでぐるぐる巻きになっている。その足を左足の上に載せている。見るからに骨折の新人だ。こりゃやばいな、急ブレーキなんかがかかるとひっくり返るぞ、と思って席を譲りたいけれど、かなり離れている。私より近い人は気がつかないかなぁと周りを見ると、ほぼ全員がスマホを見ていて知らぬ顔の半兵衛だ。
こりゃ私がどうにかしないと・・と思ったらそこで電車は築地駅について、その人は降りていった。しかし、彼はあそこの駅でどうやって地上に出るんだろう。あそこの駅にはエスカレーターどころかエレベーターもないんじゃないのか。と思ったらエレベーターはあるらしいけれど、彼が乗っていたのは一番後ろで、エレベーターは一番前にある。さぞかし苦労しただろうなぁ。
（写真は記事となんの関係もないのだ。銀座なのだ）
