ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

スポーツ

 テニスのATPファイナルは準決勝二試合だったけれど、まぁ、実に対照的な試合で、マレーとラオニッチの試合は、非常に緊迫した中身で、最後の最後までどっちに転ぶのか、油断できない試合だった。特にマレーがいつものくせでショート・テンパーがいつ切れてしまうのか、それをただただ、期待していた(スペクテイターとして、良くある見方)。ところが朝5時から始まった錦織対ジョコビッチは余裕満々なジョコビッチに比べて、錦織は始まる前から、どうも顔色悪く、表情もさえなくて、緊張のあまりテンパっちゃってンじゃないのかという雰囲気で、二ゲームぐらい見たところで、あぁ、こりゃどうしようもないやと見るのをやめて寝てしまった。朝起きてからニュースを見たら、案の定、1-6、1-6で、1時間もかかるかかからないかで、「完敗」と書かれていた。
 その合間にひょいとチャンネルを変えたらCSで日本対ウェールズのテスト・マッチのまさに最後のところで、点数を見たら30-30でなんと同点!え〜っ!ひょっとしてあのウェールズに勝っちゃうのか!?と思った瞬間、ドロップ・ゴールを決められて33-30!その直後に「ノーサイド」!なんちゅう惜しいゲームだったのか!サントリーの沢木が惜しかったと力説。これで来週のフランスで行われるフィジー戦に期待が持てるんじゃないのか、と思ったら、そこはそこでなかなかそうはいかないのだと解説していた。それにしても凄い時代になった。オール・ブラックスにメタくそにやられたときとは大違いだと思ったが、考えてみれば、外国人の加入が認められた違いは大きいんだろう。こうして競技自体の人気を高める方法ってのがあったのかと、視界の狭い日本のスポーツ界にあって考えることがたくさんある。野球だってナショナルチームに外国人の参加を考えたらもっともっと世界的なスポーツになり得るんじゃないのかなぁ。
 ゴルフはPGAツアー第7戦 RSMクラシック@ジョージア州 シーアイランド・リゾートで、日本人は日本とアメリカを行ったり来たりでねちっこく闘う岩田寛が出ている。この日の結果、-9で26位タイ。来週は日本に帰ってカシワワールドオープンに出て、日本での出場権も確保したい意向のようですが、PGAは準シードの30位だから、そう簡単に出られるわけじゃない。上が回避するトーナメントを狙っていくしかない。
 風の影響が強くてなかなか難しいコースで、マッケンジー・ヒューズはこの日の10番まで余裕のよっちゃんだったのに、11番でなんとトリプル・ボギー!スコアカードに「7」という数字。まぁ、私たちだったら、ごくごく普通の数字だけれど、PGAのツアーでこの数字にお目にかかるのは滅多にない。しかし、彼はこのトーナメント中、オーバーパーを打ったのはこのホールだけ。-16でトップに立っている。
 中国のフィギュアースケート、チャンが優勝。