ほぼ足りてまだ欲 その先

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朋あり

いい歳からげてから入学した学校で同じ学年に入学した若い友人が実家のそばに帰ってきていて、高校の先生をしている。お盆の繁忙期が終わってからその近所に遊びにきているので、18年ぶりに会おうということになった。
彼女は入学式で席が私の左隣が指定されていて(ABC順だった)、「このおっさんはなんでここに座っているんだろう?」と思ったんだそうだ。右隣は仙台からやってきた男の子で、彼が周りの同級生たちの疑問を見事に晴らした。私に向かって「おじさんはなんなの?」と直接聞いたのだ。周りに座っている同級生たちが一斉に私が何をいうのか注目したのが目に入った。「君たちと同じ新入生だよ」と返事をしたらみんなして「ヘェ〜!」という顔をした。同時に約10名の社会人経験者が入学したので、その人たちの周りでは確実に同じことが起きていたことだろう。
あの学校では最初の1年間はほとんどが英語の授業と、その後の専門のために基礎となるものの考え方、エッセーの書き方、研究資料への接し方といったものを徹底的に教えてくれた。私はその後他の学校へ転身したのだけれど、その1年間に知り合った同期の学生たちとはFacebookのおかげでたくさん繋がっている。
彼女もすでにふたりのお子さんがいるというが、私が彼女たちとどう年齢だったときのことを思い出して見ると、やっぱり二人の子どもがいて、まさに仕事に没頭していた時期だった。あという間にみんながこんな年齢になっていることに驚きだけれど、その分自分も歳をとっていく。