ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

 鴻上 尚史(こうかみ しょうじ)といったら劇作家、演出家である。その人がこんな本を書くとは思ってもみなかったから、書店で見た時も、まさか!と思ってまともに手にしなかった。9回出撃して帰ってきた特攻隊、佐々木友次さんの話。これ、前に読んだような気がするのはなんでだろうか。
十五歳の戦争 陸軍幼年学校「最後の生徒」 (集英社新書)

十五歳の戦争 陸軍幼年学校「最後の生徒」 (集英社新書)

 西村京太郎の顔をこの本の表紙の帯で初めて見た。どんだけ世の中を知らないんだ、といわれそうだ。彼は1945年四月に陸軍幼年学校に入学だったそうだ。 1月2月合併号である。いつもの読者アンケート特集である。これは外せない。李孝徳(リー・ヒョドゥク、LEE Hyoduk、1962年10月 - )東外大総合国際学研究院教授が中村理香(多分成城大の教授)著「アジア系アメリカと戦争記憶」(高くて買えない)を取り上げている。
ブンヤ暮らし三十六年: 回想の朝日新聞 (新潮文庫)

ブンヤ暮らし三十六年: 回想の朝日新聞 (新潮文庫)

 2015年に刊行された本の文庫版。著者はわたしと全く同年齢の元朝日新聞記者。これは、時代性もあるせいか、かなり面白い。 なんでこの本に三浦瑠麗なんてのが入ってんの?いくらバランスをとろうとするのかも知れないけれど、あまりの違和感に呆れる。むしろこの本のバリューを貶めている。意味がわからない。