ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

新築

 ホテルオークラが新築したそうだ。ホテルは赤坂プリンスといい、再新築はオリンピック前準備か。オークラにはなぜか昔良く行った。姉の結婚披露宴も自分の結婚披露宴も、そして友人の結婚披露宴もあそこだった。なぜか流行った。逆に帝国ホテルは長姉の結婚披露宴以降あまりない。義弟の結婚披露宴くらいだろうか。そうしたパーティーの他にはお客の送り迎えだった。だから、当時のそうしたホテルの構造には結構詳しかった時期がある。友人の披露宴で、黒装束に黒蝶タイで廊下に立っていたら、構造を尋ねてきたお客さんに丁寧にご説明ができたくらいだった。
 先日噺家のパーティーで帝国ホテルにかなり久しぶりに行ったけれど、あそこはそれほど変わっていないので、迷うことがなかった。今度オークラに行ったら、多分迷うんだろう。
 勤務先の社長が交代した時のパーティーをオークラでやったことがあった。大変な数のお客様をお招きして披露するんだけれど、受付に列ができる。すると、あそこの有名なドアマンが弊社の秘書たちを差し置いて、著名な企業のお偉いさんを勝手に優先入場させるので苦言を呈したことがある。あのドアマンは自分が表に立ちたがった時点で既にホテルマンとして失格だった。なにか、勘違いをしていた。

だ・か・らぁ

福島県内からの自主避難者は2017年3月末で1万2千世帯(約1万6千人)いた。国と県は同月末に家賃補助の打ち切りを始め、県は現在、国家公務員宿舎に住み続ける世帯に損害金の請求や、明け渡しを求めた訴訟の準備をしている。
 田中和徳復興相(70)は会見で、国の対応を問われ、「担当ではない役所があんまり明確に申し上げることは差し控えたい」と答えた。直後に秘書官からメモを渡された後、「訴訟では」と補足したが、県が避難中の県民を提訴するという事態の解決に復興庁が乗り出す考えは示さなかった。すべての自主避難問題についても「復興庁は財政、人材面で福島県の活動を支援している。福島県で責任をもって対応することになっている」と述べた。〔朝日新聞編集委員・大月規義 2019年9月13日20時00分)

 あくまでも主体は福島県だというのであれば、復興大臣なんて要らないじゃないか。屋上屋に過ぎない。IT担当大臣なんてのも要らない。どうせわかりゃしないんだから。

思い出話

 もう数十年前の話。ロンドン支店に出張のついでによったら、お金持ちのお坊ちゃま先輩が彼のBMWで送ってくれた。ふと見ると、グローブボックスに透明の袋にボルトが入って貼ってある。これ、なんですか?とお伺いしたら、車の点検に出したら、このボルトが余った、というんだ。とりあえず動くからこうして持ってきた。もし万が一支障があったらすぐもってこい、というんだよ、という。日本の修理工場だったらどうしただろう。絶対にそんなことは起こさないのか、もしくは黙って、そのボルトを捨てるだろう。今はもう捨てているかもね。

リフォーム

 斜め下の家がリフォームをしている。ご近所に実家のある方が住んでおられたのだけれど、ご実家が下が店舗、上がマンションという形で新築したので、お引っ越しされたのだろう。このアパートももう築16年を迎え、さすがにそろそろ大規模修繕をしないとまずい状況になってきたのかも知れない。普通のマンションは築10年を目途に大規模修繕をするようだけれど、ここでは若い人たちが中心になっている修繕委員会があって、彼らがコンサルタントと相談しながら、限界まで耐えている。そうすると、どんどん修繕積立金が貯まってくる。だいたい、この種のマンションでは二回目の大規模修繕に結構金がかかる。だから、できるだけ一回目を引き延ばしている。来年、もしくは再来年に実行するかも知れない。外壁はタイルなので、あまり傷んでいないように見える。怖いのは浮き上がっていないか、という点だろう。

イベント準備

f:id:nsw2072:20190915012535j:plain:w360:left 明日は、月に二回使わせてもらっている社会教育館で、年に一度のフェスタなるものが開かれる。要するに構成された自主運営サークルの発表会である。とにかくそれぞれの会の構成員がほとんど婆さん連中で、爺さんがほんのわずかだから、準備会といってもそれはそれはかしましい。結局爺さんは私を含めてふたりしかいなかった。ものを運ぶ、という仕事は必ず回ってくる。頼られるのは良いけれど、いくつになってもこりゃ大変だ。お馴染みの薄紙で作った花がゴチャマンとあって、風船もたくさん膨らませて、部屋を飾る。私なんかはそんなの適当で良いよ、と思うけれど、女性方の感受性はすごい。ものすごく緻密に、物事を荒立てずに、やり直し、やり直し、満足いくものを仕上げる。その粘りの強さには驚愕だ。
 その準備にかかろうとする前に「第九を歌う会」の練習がはねたら、女性の部の練習だったらしくて、こっちは活きの良い脂ののりきった年代の女性が颯爽と出てきて、目を見張った。みんな「第九を歌ってんのよ!」という雰囲気で歩きさった。若いって、良いねぇ。