NBAは今プレイオフの真っ最中で、東西それぞれのカンファレンスのファイナル戦である。西カンファレンスはGolden State WarriorsとDallas Marvericksの対戦で、ここまでWarriorsが3戦全勝で、この日勝てば、4連勝でカンファレンス代表となる。DallasはもちろんTexas州で、先日、18歳の男がセミ・オート銃を乱射して小学生19人と大人2人を撃ち殺したRobb Elementary Schoolまでは直線距離で400マイルほどである。
4戦目を前にしてスティーブ・カーはこんな状態で、私たちはこのままコートへ出て、犠牲者のために黙祷を捧げて、さぁ、やろうっていう気持ちになるわけないじゃないか、銃規制に反対している50名の上院議員に心から腹が立っているんだと力説。彼は父親を銃で亡くしている。
日本のプロスポーツの監督がこんなにはっきりと意見を口にすることがあるだろうか。みんな触らずに通り過ぎるだろう。ジョーダン時代の最強シカゴ・ブルズで3ポイント・シュートをバシバシと決めていたスティーブ・カーの本音を聞いて、心から賛同する。
昨日のMLBの球場は国旗を反旗にして掲げていたが、それが映る画面に対して日本からの実況は何も触れなかったことにとても大きな違和感を感じた。
18歳になった男にセミ・オート・ライフルが買えてしまうシステムは全く間違っている。というより、そんな（そんなでなくても）銃を市販するなよ。
