ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

Beaconsfield金鉱事故-14日目 今日こそ!

 オーストラリア、タズマニア州のBeaconsfieldでの落盤事故で埋まったままの鉱夫二人の救出は未だはかどっていないようだ。ここ2日ばかりオーストラリアの新聞やABCのサイトでその死が報じられていたジャーナリスト、Richard Carletonはテレビ番組60 Minutesのキャスターでもあったらしいが(私は記憶にない)、なんと63年の人生をとじたのがこの事故取材中の出来事だったそうで、インタビュー中の心筋梗塞がその死因だという。どうも、彼の死を告げる記事にこの落盤事故の記事が被ってくるのが不思議だった。
現地時間22:00のABCのサイトではあと1mだという記事が出ている。
現地時間060509 01:45現在 ABCはあと90cmだと。探査棒が見えていると二人の鉱夫は云っていると。あと少し。

猫ネタ

 メールでなんで猫の話を書かないのか、というお問い合わせをいただいた。なんでって・・・。
 他人の椅子の上で寝るのを狙っていて一寸でも隙があるとその上で丸くなって寝ている。でもって私が飯を食うのに座ろうとすると、どこうともしない。けつで押しつけても平気の平左で寝ている。その大胆さがいやである、人を小馬鹿にしたようで。
 夜中の2時か3時頃に起きだしてくると餌をかじり、水を飲み、トイレに入り、さぁここからである。あっちに走ったり、こっちに走ったりしたと思うと誰も起きていない廊下を「みゃぁ〜、みゃぁ〜」と鳴きながらうろうろする。でもってうるさいなぁと出てみると、ただ起こしただけなのである。やれやれとこっちがトイレに行ったりして、あれ?っと思うと、もう連れ合いの蒲団に入って寝ているのである。この意味なき行動が許し難いのである。大きい声では云えないが、奴は最近ストレスに悩まされているようで、右膝のあたりを舐め回して、円形脱毛になっている。家族はそのストレスの原因は私だと断定しているようである。

池袋大型書店

 久しぶりに行った。

戦争花嫁関連

 「私は戦争花嫁です」林かおり著 北国新聞社 2005.12の在庫がこの大型店にあるとネット上のサイトで検索して知った。この著者は戦争花嫁について以前に共著「戦争花嫁」芙蓉書房出版 2002がある。この本を見つけるとその隣にかつて図書館から借りたものの途中までしか読んでいない安富成良、スタウト・梅津和子の「アメリカに渡った戦争花嫁」明石書店2005が置かれていたので、これもこの際自分のものにする。安富成良氏は嘉悦短大の先生で戦争花嫁に関する論文を書いておられて、以前にお願いして論文のひとつを入手したことがある。
 「私は戦争花嫁です」は一体どの様な読者を想定して書かれているのかという点を考えると非常に疑問である。ノンフィクションとして読ませるのであれば、遠藤雅子氏の「チェリーパーカーの暑い冬」には遠くおよばないし、ライフヒストリーの研究テーマとして捉えるには踏み込みがとても浅い。私如きにこんなことを云われたくないだろうが、正直なところである。そんなことを云うなら自分でも書いてみろ!といわれそうである。
 戦争花嫁に関する研究は日本では非常にマイナーな分野でもある。オーストラリアには日本人の方で在オーストラリアの日本人戦争花嫁の方々の支援を引き受けて活動されている研究者がおられる。米国ではアジア系アメリカ人に関する研究領域でも着手されている方がおられるが、日本語で書かれたものはない。欧州から米国へ移った戦争花嫁、war bridesの数は第一次大戦から現在に至るまで延々とおられる訳で、その異文化摩擦に関する研究を続けている方は少なくない。この点でも日本では研究領域として確立していない。
 しかし、アジア太平洋戦争後に国際結婚によって外国に渡った女性も既に80代にさしかかっている。

子ども向け

 「日本という国」小熊英二 理論社 YA(ヤングアダルト新書:凄い名前だなぁ・・・):なんか、話題になっている子ども向け書籍だというので、ついでに入手。店内の検索端末で調べると「8Fノンフィクション」と書いてある。上がってみると子ども書売り場で、その辺の棚に行ってみるとなかなか見つからず。このYA新書の一冊だと分かっていなかったので、ずらっと並んでいる中で特定するのに時間がかかったというわけである。はっきり語っている小熊の姿勢が気持ちよい。

新書

酒とつまみ

 先週のTBSのストリームをiPodで聞いていたら木曜日の番組に「酒とつまみ」の編集長が出てきたそうだ。そこで8号が最近発行されたといっている。知らなかった。7号が出てからは次が一体何時出るのか分からないし、なんかのきっかけでサイトを見てもいつみてもできそうな雰囲気がしていない。もう忘れていた。しかし、その日の話を聞いているとどうやら8号は表紙が2色刷だと云うから驚く。おいおい、そんなに有名になってどうするんだよ。どこかで手に入れなくちゃ。