ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

辛い夢

 なんでこんな夢に苦しまなくてはならないのか、よく分からないんだなぁ。変幻自在に自分の姿を変えることのできる敵に襲われるのである。その姿というのが覚えている限りではぺったんこなのし烏賊みたいなものだったり、どろどろしたスライムみたいなものだったりする。そいつらを投げつけたり、ぶっ飛ばしたりするんだけれど、全然ダメージを受けずにまた、淡々とせめて来るというものだった。それなのに、ある瞬間にそいつが一体全体誰なのか、私には既に分かっているのである。
 それではっとして眼が覚めると午前2時半。猫が枕元に座っていて、私の手首をなめたと思うと、噛んだ。

値上げ

 ガソリンの値段が上がったとか、気候不順で野菜が高騰とか、そういう文字がテレビの画面に踊る。なんだか昔を想い出す。こんな文字が画面に出るのが当たり前だった時代。そうはいってもガソリンなんかは早晩需給バランスがガラガラ崩れてもっともっと高いものになってもおかしくない時代が来るというわけだ。そんなニュースに映っているサラリーマンが乗っている車がAudiだったりすると、月に3000円の支出の増加をこいつは真剣に悩んでなんていねぇだろうとちゃんちゃらおかしい。そんな奴はAudiなんかに乗るなよ。車しか交通手段のない地域に暮らしている人にとっては死活問題だ。利用者が少ないからとどんどん廃止にしてしまった公共交通機関がじわじわと効いてくるか。

私服警官

 イスラエル大使館が麹町の駅からあんなに傍にあるとは思わなかった。日本テレビのすぐ前。ローソクかペンライトをということだったので、近所の量販店で小さなマグライトを買ってむかったのは良いんだけれど、このマグライトのパッケージがどんなことをしても破れない。とうとうコンビニではさみを購入。ようやく点いた。19時より10分ほど前に到着すると参加者はなんとトライポッドと工事用のバーで仕切られた4m x 20m位の場所(いや、もっと狭いかも知れない)に押し込められていた。そこから一歩も出るんじゃないと制服警官がひとりが動くたびに声をかける。その言葉が「一般の方が迷惑をしています。なかにはいってください」というものなんだけれど、そこを通る一般の人というのはほとんどいないのであった。その代わりにその通りに目につくのは20名ほどの制服警官とそれを超えるくらいの人数の私服警官である。「そこの私服警官の方!一般の方が怖がるから解散しなさい!」参加者はほとんどが20代から30代の男女。シュプレヒコールをあげるわけでもなく、静かに主催者団体からの報告が続く。献花、黙祷はレバノン南部のカナへのイスラエル空爆で犠牲となった人だけでなく、ヒズボラの攻撃で犠牲となったイスラエル人に対しても捧げられる。昨日の告知での今日の集会に集まったのは多分200名程かと思われる。こうした集まりを持つことでイスラエルヒズボラが考えを変えるとは思えないけれど、なんにもしないではいられないという人たちが静かに集まってきていた。そういいながら私はまた呑んじゃうんだろうけれど。

夜間外出禁止

 ワシントンで子どもを夜間外出させることを禁止する措置が執られるという。そりゃちょっと異常じゃないかと思うけれど、日本でも人ごとじゃない。夜中にいつまでもコンビニの前でふらふらしている小中学生を見ていると、親が何もしないんじゃ社会が見るしかないのか、と思ってしまう。教育の主たる担当者たる親がその役割を放棄しているんだから、そりゃ仕方ないんじゃないのかなぁ。それは児童虐待と同じだと、私は思う。
 先日聞いた話だけれど、某大学の入学試験が無事終わった晩に学校に受験生の親から電話があったという。その内容は、試験官がたばこ臭くて、うちの娘は気が散って仕方がなかったというのだというクレームだという。どうしろってことなんだろうか。点数に下駄を履かせろ?そうか、嫌煙権もそこまでいっても良かったのか、という話なのかも知れないけれど、そのうちに、試験官の女性がつけていたオーデコロンが嫌いな匂いだった、どうしてくれるんだ、というクレームだってありだし、60歳絡みのおじいさん試験官の加齢臭に耐えられなかったというクレームだったりしたらどうしたらよいのだろうか。反対に若い奴の大声で気持ち悪くなったという理由での民事訴訟もありかも知れない。