ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

民主党新代表

 菅直人:291票 樽床伸二:129票 有効総投票数:422票 無効:2票というのは一体何だろう。
 さぁ、マスコミとどれほど渡り合えるだろうか。多分私は自民党政権の時も同じことをいったと思うけれど、その中身の意味は全然違う。これからある意向を汲み取って民主党政権を倒そうとするマスコミと正面からやり合っていかなくてはならないと思う。

じゃ、どうするんだ

 というわけで、官房機密費から配られているという噂がまったくの話払拭できていないマスコミが、ぼっこぼこに叩きつぶして在任最短記録を打ち出そうとしたけれど、さすがに宇野宗佑の記録を破るわけには行かなかった鳩山由紀夫内閣が短命に終わってしまった。
 で、官房機密費を注入されたままのマスコミ界は当然菅直人内閣になったとしても、(誰なんだかさっぱり分からない)樽床内閣になったとしてもこれを支え続けるなんてことはなくて、元の飼い葉供給源であった自民党が政権に復帰するまではこの種のキャンペーンを張り続けるということなんだろうか。
 これだけおおっぴらに(いやUSTREAMくらいで生中継されている程度じゃおおっぴらといわないか)語られている官房機密費のゆくえにいついつまでも頬っかむりをして、「これでは市民から遊離している」だなんて言い続けるとでもいうのだろうか。鉄面皮、とか、厚顔無恥、とかいわれても無視し続ければ贖罪されちゃうんだろうか。

ザ・コーブ

 日本のいるか漁をとらえた波紋を拡げている映画「ザ・コーブ」という映画を公開しようとしていた都内の映画館二館のうち、一つが抗議を受けて公開を断念したというニュースが流れている。どの新聞もどんな団体によって抗議を受けてきたのかという点については明らかにしていない。
 なぜか。
 この映画の作られ方にも大きな疑問があること、そしてイルカ漁そのものに対する見方にも大きな疑問はあるものの、その公開をハナから暴力的に叩きつぶすという手段に対してもこれは大いに疑問がある。彼等は日本に対して批判的に取り上げようとするものに対して遮二無二叩きつぶすという拝外主義的な行動を売り物にしていて、フェアではない。その一方でアンフェアな価値観に対していかなる団体に対しても抗議するとでもいうのであれば、多少なりとも理解を得られるのかもしれないが、これでは理解の範囲を超えている。
 マスコミは暴力に対しては縮み上がってしまう。二・二六事件のようなきっかけにならないことを望みたい。しかし、どうしたら牽制できるのか。