ここで書くと奴が増長するから出来るだけ書かない。奴が80歳にして、今度は都知事を放り出して、衆議院議員選挙に立候補するんだといいだした。比例区から出るんだといっている。石原新党を作るんだというんだね。都知事の職は「猪瀬で十分」だといっているんだそうで、自分がこれまでごり押ししてきた築地移転だとか、2020オリンピックだとか、全部放り出したことになる。無責任も甚だしい。
どうも右に偏った都府県知事っていうのはきちんと知事の仕事をやらない傾向にあるんじゃないだろうか。いや、そうじゃなくて、あぁいうテレビで知名度を売った人間というのは純粋な高邁な理想を持って政治に出てきた訳じゃないからこういう事は平気で出来るのだろう。
しかし、多分彼は当選するだろう。日本はどんどん情けない状況に落ちていくその家庭にある。そんな時は現実的ではないにしてもこんな具合にあたかも強そうに見える人間に簡単に騙されてしまうのだ。
私はむしろ80歳になって、いち市井の民として暮らしている人の方がよっぽど尊敬するべきだと思う。彼は今や老害以外の何者でもないにも拘わらずそう見えないという害悪をまき散らしているのだから。
保阪
今日は久しぶりに保阪正康のレクチャーが予定されている。そこまで回復することが出来たことが喜ばしい。
人間ドックに入った時に、眼圧測定で医者が言葉がなくなったんだそうで、他の検査は中止ということになって詳細検査の結果、なんと左目の眼圧が36にもなっていたのだそうだ。なにやら見慣れない眼鏡をかけていてそれが保護用のものになっているらしい。その上から読書眼鏡をかけて読んでいる様子を見ると相当に大変なようだ。
今日こそ保阪の口から孫崎享の「戦後史の正体」の評判が聞かれるんじゃないかと期待していたら、なんとすでに二人の対談という企画があって、二時間の予定を大幅に超えて四時間になってしまったという。雑誌の企画だということだったけれど、その中身を読んでみたいものだ。今日はこれから日本記者クラブで領土の話をしに行くことになっているということで、質問時間を先送りにして終わった。
今日のレクチャーはサンフランシスコ条約についてだった。二十七条の条文を目の当たりにしたのは今回が初めてだ。これは子細に読んでおく必要があると思う。
本
帰りにBook 1st新宿店でこんな本を見つけた。
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図説 ブリューゲル ---風景と民衆の画家 (ふくろうの本/世界の文化)
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三州屋銀座一丁目店にて海鮮丼を昼飯にする。時既に14時。