ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

巡回

 久しぶりの日曜日@東京だったので、巡回に出発。といっても朝早く目が醒めたからでもある。近頃の日曜日はついつい前夜夜更かしをしてしまって目が醒めたらもう10時を遙かに超えているということが通常化されていたからでもある。
 8-9週間振りに築地に行ったら集まっている人の数がとても少なくて、なんだか拍子抜けがした。かつての学校の先生にはもっと逢えると良いねといっていただいた。家を出る時に持って出たカメラは暫く放っておいたものだったのだけれど、ひょいと取りだしてみたら電池がなくなっていた。折角重い思いをして持って出たのに、放りだして置いた仕返しをされたようだ。銀座に出て某文具店の額売り場に降りていって知り合いに挨拶をして、パーカーのあの優れもの筆記具(名前はなんというのだったか、忘れた)のリフィルはいくらするのかと米人店員さんに聞いたら1,050円するのだそうだ。高いなぁ。
 この暑いのにもかかわらず、歩行者天国(このいい方がどうも妙だけれどもう40年以上そういっている)には一杯の人手で、歩きにくい。人混み恐怖症がまた出てきちゃいそうだ。教文館に行って日頃購読せし雑誌三点を購入。バックナンバーの棚の置き場所が変わっていて、右往左往する。それにしても、この書店の棚はあり場所がしょっちゅう変わっていて、本屋さんというのは商品が重たいから大変な商売だなぁと思う。しかも店の中は棚だらけという奇妙な様相だ。これで客がぱったりと来ない時なんて憂鬱じゃないだろうか。
 やけに暑苦しく感じる。このところ外で暑いと、てきめんで体力が落ちる。段々いやになってきた。松阪屋にいってみると、交差点のところが既にワンワンしていて、あちこちでカメラが目につく。大きく「閉店」と書いてある。これを撮る為に重たいカメラを担いできたのに、電池がないので一枚も収めておくことができない。入ると誰かが「一階はただいま大変混雑をしております」とアナウンスしている。閉店売り切りセールになっているらしい。いつものようにそんなことは知らんと地下への階段を下りると、地下の通路に人が一杯いる。こんな事はこのデパートで見たことがない。これくらい人が来ていたら万惣だって撤退しないですんだのに。ホテルのパン屋さんもいつもの倍くらいの人が入っている。私がいつも行くのはひれカツ丼の乾山、天丼の「天一」、そして本当に偶に並んでいる人がいない時の「スギモト」のすき焼き重でしかないが、スギモトはもちろんのこと、乾山も天一も店の外にまで列ができていて、それでも乾山に並んだら、店員さんが「一時間以上かかりますが、それでも良いですか?」というので、「それじゃ、結構ですが、長いことお世話になりました、ありがとうございました」といって帰ってきた。それはそれで良いのだけれど、大ひれカツ丼という日頃見ない看板が出ていたのが気がかりだ。
 というわけで今日は全く写真がない。

世界 2013年 07月号 [雑誌]

世界 2013年 07月号 [雑誌]

週刊 金曜日 2013年 6/7号 [雑誌]

週刊 金曜日 2013年 6/7号 [雑誌]

慣れ

しばらく出かけていた間、ずっとネット接続をiPadに頼っていた。なにしろ小さいし、少なくともパソコンに比べたら充分軽い。その上タッチパネルだから、拡大するのは自由自在だということない!という気持ちだった。しかし、無料で提供されるwifiは常にストレスを感じる程度だし、どうしてもパソコンと同様の機能は難しい。
それでもそれしかネットに接続する環境にないと、それはそれで慣れるから不思議である。ところが、その間、家に帰って自宅の通信環境、ソフト環境になったらあれをしよう、これを変えようと思っていたというのに、今度はどうしたことだろうか、パソコンのソフトの使い勝手を忘れてしまっている。たったこれだけの期間の間に、こんなにやり方を忘れてしまうのだとは我ながら、びっくりした。こんな事でもこうなんだから、何年も実際の社会から隔離された状態におかれたら、すっかりこの世の中の渡り方を思い出せなくなるのは致し方のないことだろう。