日本維新の会とかいう政党の代表だという馬場伸幸が憲法記念日の談話として発表した文章の冒頭はこうだった。
「日本国憲法が施行77年を迎えた。4分の3世紀を超え、時代と国際情勢の変化に取り残されたまま、我が国の手足を縛ってきた現憲法の課題は明確になっている。」
誠に正しく日本国憲法を把握・理解しておられることである。そう、憲法というものは為政者がいかに国を理解し、いかに政治を司ってこなくてはならないかの指針であり、基本的ルールを明らかにするものである。「国の手足を縛り」国を誤った方向へいかないように制御するためにある。安倍晋三を始めとする詐欺や脱税に奔走するような政党にとって邪魔でしょうがない、それこそが日本国憲法の真骨頂である。
軍備費をどんどん増やし、国民の日々の生活なんておざなりにしたまま、自らの手に札束を握りしめることばかりに腐心している連中を政治から排除するためにも日本国憲法は本来の役割を果たすことができるように、私達国民は見守っていかなくてはならない。
少子、高齢化を語りだしてからこの国は一体何十年経ったというのか。それが起因する状況をどうやって乗り越えるべきかを真剣に語ろうともせず、なんで日本国憲法に手を付けようとするのか。日本維新の会という団体は、政党たる条件を満たしていない。