ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

周りは何をしているのか

 アベシンゾーが「戦場で散っていった方々の冥福を祈り、リーダーとして手を合わす。これは世界共通のリーダーの姿勢だろう」とのコメントを出した。
 あきれかえって二の句が継げぬ。アメリカのJohn Kerry国務長官とChuck Hagel国防長官は10月3日に千鳥ヶ淵戦没者墓苑を訪れ献花したことを知らないでコメントしているのだとしたら余りにも恥ずかしいし、知っていてこのコメントを出したのだとしたら明確に対応を間違えているというしかない。
 靖国がどうして問題になるのか、という点を意図的に避けてなんだかんだといいわけするところが中国や韓国との外向的問題点を意図的に避けてくる姿勢を同じだ。
 どうもこの辺のアウトプットの判断、そして外から入ってくる情報の分析力という点で決定的に間違っているようなあんばいだ。戦前の欧州におけるソ連、ドイツの行動に関する現地情報にもかかわらず東京の思惑でそうした情報を意図的に曲げて解釈、あるいは無視していた陸軍参謀本部の状況と重なって見えてくる。
 瀬島龍三と同じようにこの国を意図的に曲がった方向に押しやっている人間がいるということか。それはひょっとすると時代を読めなくなってきた飯島なのではないのか。

頑張る産経

 自民党広報紙たる産経新聞の記事。

沖縄、盛り上がらない反対運動 県庁集結は約10人(産経新聞 12月27日(金)11時15分配信)
 沖縄県の米軍普天間飛行場宜野湾市)の名護市辺野古への移設に反対するグループ約10人は27日午前、沖縄県庁の1階ロビーで反対演説を行った。ただ、通行人が足を止めることもなく、反対運動は盛り上がっていない。
 反対派グループは拡声器を使って「知事は辞めろ」「県民を裏切りる行為だ」などと仲井真氏を批判。政府による辺野古埋め立て申請の承認撤回を呼びかけ、メディアの注目は集めた。

 もう公的新聞ではない。

2013年12月27日のツイート