ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

気取り

【ワシントン共同】訪米中の大島理森衆院議長は29日、ワシントンでライアン米下院議長と会談し、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の承認案と関連法案に関し、秋に想定される臨時国会での成立を図る意向を伝達した。会談後の記者会見で明らかにした。
 自民党は26日、今国会での成立断念を野党に伝えた。民進、共産、社民、生活の野党四党は廃案を要求。国会で紛糾している案件に関し大島氏が米議会に伝達したことに対して、野党から反発が出る可能性がある。 (毎日新聞2016年5月1日 東京朝刊)

 まるで自民党総裁内閣総理大臣気取りである。森某やら、小粒なところでは高鳥修一みたいなわけがわからねぇ連中は留まるところを知らないから、一人で外に出すな、恥ずかしい。あっ!だから舛添や安倍晋三が出かけるときにはぞろぞろくっついていってその辺を薄めてくるのかなぁ。こいつは議長なんて器じゃねぇんだよ・・といったら自民党員の歴代議長ってロクなのいないよね。

山積み

 集合住宅の管理組合の大規模修繕委員会が開かれた。検討するべきアイテムは多岐にわたり、結局3時間半も話していた。なにしろ保険の切り替え、大規模修繕で手をつける項目の洗い出し、なんてところだけではなくて、話は湯沸かしボイラー、リフォーム工事のチェック、引っ越しの手順、自転車置き場の改善、現場勤務員の管理方法その他に及んでしまい、実際の話、準理事会のようになりつつある。こうなると、理事会を率直に大規模修繕委員会と統合してしまいたい誘惑にかられる。
 究極をいえば、理事会をこの固定メンバーでの運営にしてしまいたくなりかねないのだけれど、それをやってしまうとそれをいいことに住民の交流が今以上に閉鎖的になりかねない。
 地震保険についての議論が元保険屋さんの住民と、上限を超えると案分されてしまって保険じゃなくなってしまうという現状が無意味だとする住民との間に平行線になってしまってとまる。私も多分地震保険は被害の50%しか填補されず、それ以上は民間保険に上乗せではあまりにも保険料が高くなりすぎではないかと思う。
 生命保険にはフォース・マジュールとして地震が免責になっているのではないかという発言には驚いた。

9条

 GHQに押しつけられた第9条だから「みっともない」から変えるんだと仰る。しかし、どうやら日本のそれも外交官にして政治家だった幣原喜重郎がいい出したんだという説がかなり信憑性を持って調べられている。しかし、どんなにそれを発信している人がいても、いつまで経っても「押しつけられた」憲法なんだといい続ける人たちもいます。
 問題は誰がそれを言い出したのか、ではないんです。その思想が如何に人類にとって崇高なものか、イヤただの夢物語でしかないか、なんだと言えます。
 それを投げ捨てるのは、それをただの夢物語に貶め、なおかつ周辺諸国を実はまったく信じていないんだと、その周辺諸国に通告することでもあります。
 中国の南西諸島における主張も、竹島における韓国の主張も、岩をセメントで埋めて領土だとする日本の主張もみんな同じレベルです。私は高慢且つ崇高なる思想を放り出して、ぐだぐだのレベルに落ちていくのはどうかなぁと思っています。
 尤も朝令暮改の政党がいつまでも右肩上がりの世界を夢見て、「(世界経済の成長に)けん引役を果たしていかなければならないという認識をいつまでも共有したい」んだと主張していることがこの国の将来を明確に捉えていないことに他ならない。

2016年04月30日のツイート