61歳のフリージャーナリスト橋田信介がイラクで襲われ生死が不明である。
日本電波ニュース所属で唯一の日本人ジャーナリストで当時の北ベトナムから映像を送っていたという人だという。
こういう人たちの活動があって初めて日本のマスコミは独自のニュースソースを手にする。前回の人質事件の時にも書いた様に、彼らなくしてはマスコミは何も国民に流すことができない。さもなくば外国通信社が流すものに頼るしかない。ニュースは複数の、理想を云えば無数のニュースソースから入ってくるべきである。
さもなくば、戦時中の大政翼賛状況になってしまう。
こうしたジャーナリストの戦地での存在を「云うことを聴かないからだ」というコメントを発する政府筋はもはや稚拙、幼稚で話にならない。橋田信介の弟子だという勝谷某がテレビでも、ラジオでもこの政府コメントを罵倒しており、痛快である。
