天気予報が当たった。
正確に言えばちょっと違う。予報は「曇り時々雨」と云っていたのに、実際
はずっと降っていた。ボーイスカウトのバザーはそれでも実行された。
でも、実は私は手伝いに行かなかった。
なんと朝起きると扁桃腺が痛く、のど周りがとことんダメだったのだ。
連れ合いには申し訳ないことをしたが、そんなわけで家にずっといた。
こういう状態にいると、何もできなくて、ボ〜ッとして寝たり食卓に座って
いたり。
結果として家に籠もっていることになってしまった。
昨日Amazonに発注した本のうち、古本の一部が今日早くも到着。
1973年ノーベル賞作家、Patrick WhiteのVOSSという小説である。
Patrick Whiteは英国生まれではあるが、両親はオーストラリア人。
有満保江の「オーストラリアのアイデンティティ」で、この小説を知った。
オーストラリア文学の中では非常に大きな意味を持つ小説だというのが、
有満の評価でもあるし、おおよそ文句のないところであるらしい。
楽しむことにしよう。
これは今はなきサイマル出版会が出版したもの。サイマルにはいくつもの重要
なオーストラリア絡みの出版物が存在する。しかし、もはや古本として見つけ
るしか方法がない。どこかで見つけたらすぐさま入手するしかない。
ヴォス；パトリック・ホワイト著 越智道雄訳 サイマル出版会
オーストラリアのアイデンティティ；有満保江 東京大学出版会
