ほぼ足りてまだ欲 その先

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北星学園余市高校

義家先生が「ヤンキー母校へ帰る」という著作のおかげで結構テレビにも取りあげられている。今日もNHK教育テレビのETVで作家の重松清氏がインタビュー。「ヤンキー」という言葉が”だからあいつは”につないでしまう危険性を重松氏は
指摘していたが、あそこの学校の先生は本当に心の底から生徒たちに立ち向かう。だから、燃え尽きる人もたくさんでる。それでも次から次に彼の様な先生がやってくることが、世の中って、結構すごいなぁと思わせる。どこの学校だって、先生がその気になればできる。


今の子どもたちは失敗をしない様に、何もかも杖が準備されている。その杖を取払ってやって、少しぐらい転んだって、どうやったら立てるのかを知っておけば、必ずやってくる大きな挫折もしのげる、という彼の言葉には本当に教えられる。
ヤンキー母校に生きる
不良少年の夢 ―全国から集まってきた高校中退者や不登校生徒と共に戦う“元不良”だった教師の熱き挑戦!



こどもたちは「俺がどんなことになっても、しても、最後まで見放さないでいてくれる」ということをよくいう。確かに、どんなときでも見ていてくれるというのは安心だ。だったら、いいたい。そんならそんなことするなよ。これが、親の理屈だ。子は親を試し続けているのか。


ほんのちょっとしたことを、まぁいいか、といってしまうのであれば、あれもこれもまぁいいか、ということになる。まぁ、いいか、はそこからすでにそいつを見放したということにつながる。人とつながるというのは辛いこともたくさんある。