ほぼ足りてまだ欲 その先

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通夜

 尾崎新先生の通夜が都立大学駅からちょっと歩いたところでおこなわれ、若い女性たちを中心とした多くの参列者が焼香をした。みんな信じられない面持ちで、やってくる。そうして顔を合わせては会釈をし、驚いたねぇ、ご無沙汰をしています、という挨拶を交わす。教育界にいる人たちは今どこを中心に活動をしているのかと聞き、福祉業界にいる人たちにはこれまた、今はどこにいるのかと尋ねる。どっちの業界も若い人たちにとってはあちこち動いても不思議のない社会だから、たまにあったら確認することが必要になる。
 入り直した学校の同期生たちがそろそろ30歳になる頃でみんなそれぞれの人生を重ねているようだ。そして、こっちが見付けられないと向こうからやってきて、声を掛けてくれるのが嬉しい。浜松の大学の先生までがお声をかけてくださったのはとても嬉しかった。
 こんなに多くの人たちに再会できたのも尾崎先生のおかげだということができるわけだろう。しかし、こんな形ではなくて、みんながワハハと笑えるような状況で、こんなにたくさんの人たちと再会できたら良かったのにという思いが募る。
 先生に感謝。ゼミの仲間たちと食事をして解散。