ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

35人

 いよいよ日本の小学校も35人クラスが実現するみたいですよねぇ。これで小学校の先生方も余裕ができて、ひとりひとりに神経が行き届くでしょうか。突然、ハイひとりひとりに気を配ってね、なんていわれたって困る、ということがあるだろうか。少子化が進んできているので、行政が意図的に方針を作ってきたというわけではなさそうですよねぇ。費用を節約するためにどんどん小学校の統廃合を進めてきてしまったわけですが、これをやらずにそのままの体制で35人クラスを実現していたら、とても余裕のある小学校運営ができていたのではないんでしょうかねぇ。
 それにしても35人で教室に入るというのは、私にしてみると随分ガランとしているということなのではないかなぁという気がします。何しろ私たちは、高校までほとんど55人体制だったからです。教室の後ろには通路は作れなかったので、みんな前の入り口から教室に入るしかありませんでしたねぇ。中学一年の時に一年間だけ在籍した私立大学の附属では、突然クラスを増やしたので、私たちは、あたかも崩れ落ちてしまうのではないか、というような古い木造の校舎に入れられた記憶があります。中学二年の時に移った公立中学では後から続く学年も生徒数が多いことがわかっていたらしく、校庭にプレハブ校舎が建てられて、新しい校舎を建築中でした。三年の一年間だけ、そのできたばかりの校舎に入りました。その中学では卒業する時に、クラスから5-6人の生徒が就職していきました。須藤君、罍君、あとの人たちは顔は浮かぶけれど、名前が出てきません。
 そんな時代ですからねぇ、私立の大学に行かせて貰えたのは非常に恵まれていたということでしょう。14クラスのうち3クラスは確実に就職する同期生で、その他のクラスからも就職していった同級生はいました。女性は短大にいく人たちは一定数いましたが、四大となると相当に少なかった時代といって良いかも知れません。実際大学に入ってみると、経済学部には女子学生は20人ほどしかいなかった記憶です。
 それなのに、全く勉強しませんでしたねぇ。バカでした。