ほぼ足りてまだ欲 その先

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お彼岸

f:id:nsw2072:20210320154306j:plain:w360:left 土曜日なのに工事をやっていないようで、物音がしない。連れ合いが帰ってきたらおはぎを買ってきていて、小さな仏壇を開けてお供えし、珍しく線香に火をつけた。お彼岸なんだ。もう八重桜がつぼみを開いたところがあるという。大島桜も咲いていて、白い花びらの中にピンクの花びらが混ざっていると、先日手に入れたばかりのスマホで撮った写真を見せてくれる。ひとつひとつ習得する。
 みずず書房から注文した月刊みすずが届く。とりあえず最新刊の3月号。月刊みすずはこれまでアンケート特集の1/2月合併号しか買ったことがない。だから、通常のものは初めて眼にした。かなり真剣な題材を取り上げていて、いかにもみすず書房らしい。ところが実際には45頁から52頁まで、あ、正確には表3も表4もみすずの刊行物の広告だ。一冊税込み330円である。一年間分を前払いすると4,000円だが、一年間に11冊発刊されるわけで、それだけだと3,630円のはずだからのこり370円が送料に廻っている勘定になる。セコいことはともかく、巻頭の酒井啓子氏(千葉大教授・中東政治)の「春はどこへいった」は私にとっては総括になってとても助かる。
 午後になって玄関のピンポンがなる。これがなることは滅多にない。お隣さんがおはぎを下さった。