ほぼ足りてまだ欲 その先

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お通夜

 息子の嫁さんのおばあちゃんが亡くなって、その通夜が町屋であった。うちの近辺では大体町屋だ。町屋には都電荒川線、京成線、千代田線が通っていて、意外と便利なんだけれど、うちからはバスで行ける。混んでいてもバスに乗っている間は20数分。すいていると15分。しかし、バスはそうそうすぐには来ない。
 前にも何回か来ているんだけれど、いつも誰かが一緒にいたから、その人たちにくっついて歩いていたから、なんちゅう事もないが、今日は二人だけだったからバスが止まった場所がどこなのかわからなくて、行き過ぎていた。
 到着したらもう皆さんお焼香をしていて、泡を食った。おばあちゃんは93歳で施設でなくなったそうだ。昔だったら90歳を過ぎたら大往生ですなぁ、といわれたけれど、今ではふつうじゃないだろうか。うちのそれぞれの親たちは大台には届かなかった。つれあいの方なんて80歳にも届いていない。今から考えたら、若いよねぇ。
 お孫さんのお一人が調理師で、お店をやっている人なんだけれど、おばあちゃん直伝の料理をつくってみんなでおばあちゃんの味を偲んだそうだ。いい話だ。うちだったらさしずめなんだっただろう。つれあいの方だったら、山梨出身だったからさだめし「ほうとう」だろうか。良く家でこねるところから作ったそうだ。うちのおふくろはそんなものを思いつかないなぁ。