ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

長め散歩

FBで中川に架かる平和橋近辺に大量のカモメが来ているということを読んだ。
そろそろ定期的な買い物に出るべき日だったから、その買い物ついでというわけには行かないかと、昨夜のうちからいろいろ頭を巡らしていたんだけれど、ふと思いついた。
バスで錦糸町へ出て、JRで新小岩を降りれば、そこから京成のバスで平和橋経由、綾瀬の駅まで行けるようだ。
綾瀬から千代田線ひと駅で北千住へ出られる。そうすれば、概ねの食べ物買い物は終わる。

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新小岩北口も、綾瀬も、それほど遠いわけでもないのに、一度も降りたことがない。
新小岩は多分南口に降りたことがあるかも知れない。でももうずいぶん変わったらしい。
北口は小さな駅前だけれど、モンチッチだらけになっていた。モンチッチを世に出したぬいぐるみのセキグチという会社がこの辺が地元だという。そういえばこの会社の一族の人とかつて京橋にあった寿司屋でであったことがあって、あの会社が銀座の松崎煎餅の並びにテディベアーの店を出した時に見に行ったことがあった。程なくして撤退してしまったので、あの店のことを覚えている人はそんなに多くないかも知れない。しかし、どうも関口とテディベアーが結びつかなかった。よくよく調べると、セキグチの会長は長男の関口晃市という人で、テディベアーの方は三男の芳弘という人が経営するスリー・アローという会社だったらしい。ま、いち消費者からしたらあまり意味はないけれど、同族会社はいろいろあるんだろうな。そういえば、つれあいの実家近くにも、この会社の関連の方が済んでいたという話を聞いたことがある。

で、平和橋である。地図で見ると〔もちろんネットの地図だけれど〕新小岩の駅からは歩いても真っ直ぐにたいした距離ではなさそうだったので、お陽様があたっている暖かい側を歩く。多分この道は戦後新たに真っ直ぐ作った道なんだろうなと思わせる。はじめて歩く道はなかなか先へ進まない。橋が見えてくるのがすぐにわかる。というのは橋が盛り上がっているからだ。橋が随分高いところに架かっている。つまり、川そのものが周辺地域から高いところを流れていることがわかる。

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橋にやってくると、上流の川が曲がってワンドのような状態になったところに、無数の驚くほどのカモメがびっしりと川面を埋めている。それが一斉に上流に向かって飛びたった。おいおい、待てよ、折角来たのに、飛んでいっちゃうのか!と思ったらちょっと上流で全員が羽を休めて、またぷかぷかしている。彼等はそうして川の流れに身を任せて〔まるで演歌だな〕いる。なんでこんなところにボォ〜ッと浮かんでいるんだろう。陽当たりが良いからなのか。

中川は元はといえば高砂のあたりでそのまま江戸川へ合流する方と、こっちとに分かれて来るわけだけれど、この辺はやたらとぐねぐねしている。川の両側はまるで塀のような堤防が建っていて、そのうち側が通路になっていてずっと歩いて行けるんだけれど、ある時期になると、シーバスが釣れるというので夜にルアーを投げる連中がずらっと並ぶんだそうだけれど、それが突然現れて、突然いなくなると、近頃その界隈に引っ越した人が書いている。

知らぬ土地を歩く時にどうしても不安になるのは、この歳になるとトイレ。不安だなぁと思ってバス停を探しながら歩くと、丁度良いところにファミレスを発見。これ幸いと昼飯をと入る。この時期決して外食はしないが、背に腹は代えられないと恐る恐る入ってみると、ガラガラなので安心した。
そして知ったんだけれど、今時のファミレスというのは注文はタブレットなのね。でも暇だったらしく店員さんが私が云うまま押してくれた。

ここから綾瀬の駅まで、またバスは半時間ほどを要する。眠くなってうとうとすると駅だった。綾瀬の駅は高架になっていて、その下がスーパーだった。どこから駅に上がるのか、良くわからない。ひと駅千代田線〔常磐線各駅というのかな〕で北千住にでて、パンと毎朝のサラダに食べるビクルスを買う。