ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

時代は動く


 図書館に予約してあった本を数冊、受け取って(といっても今ではどこの図書館でも、予約した本を借り出すのは誰の手も煩わせずにできる)家に帰ってやれやれと一冊ずつ点検していくと、あれ!この本はどこかで見たことがあるぞという場合がままある。今日もそれが一冊あった。パソコンで検索するとそれが判明する。そんなことばかりやっているので、そんなことにばかり時間がかかっているってことだな。

 千住新橋がかかっている荒川の土手に出ると今日はとても天気が良かったので、河原に結構な人が出ている。中学生か高校生かわからないけれど、男子生徒ばっかりがキックベースボールをやっていた。今どきキックベースなんてやるんだと思ったがちらっと見ていると、もうみんな大きいから、迫力のあるロングキックが生まれるが、それをしっかとキャッチするところなんぞ小学生のキックベースとは違っている。

 歩道にバッタが飛び出してきて、ひだまりにじっとしている。温かいからなのか。


 バス停で待っていると、二人の白人女性を連れたアジア人女性が停留所の表記をためつすがめつしている。「どこへ行くんですか?」と日本語で聞いて、その人が日本人だとわかった。うちの近所には同じ名前のバス停が四ヶ所ほどあって、どこがどこへ行くバス停なのか、通りすがりの人にはわからない。そのうちまた、今度は白人の女性がスマホを片手に佇む。「どこへ行くの?」と日本語で聞くと(必ずしも英語が通じるかどうかわからないから)、3つ先の停留所の地下鉄駅をいう。英語が通じるんだとわかったから「最終的にどこへ行きたいの?」と聞くとなんと「ディズニーランドだ」というのである。おいおい、それ、正反対に向かっているぞ、だったら600m歩いてこっちの地下鉄の駅へ行くのが普通じゃないの?というと、彼女は手元のスマホを見せる。Google mapで現在地とディズニーランドを結んで経路を出させたらしく、そういう経路を示している。おいおい、Google map信奉者なんだろうなぁ。黙ってそのままにしておいた。だって、本人が納得しているんだもん。よくもまぁ女性一人でこんな旅をしているなぁ。このへんじゃなかったら、どんなことになるかわからんだろうが。日本は旅しやすいよね、そんな点でも。私は絶対外国でこんな旅はしない。怖いもの。


 山上徹也の第一回公判がようやく始まったそうだ。この日にすれば、ニュースの大半はアメリカのカツアゲ悪人の来日にとられてしまって目立たなくなるからと読んでのことではないかという気になる。鑑定留置になんでこんなに長い時間を費やしたのかといえば、国民が概ね忘れてしまうことを待っていたのではないかと勘ぐるのは致し方がないところだろう。もちろん彼の背後には壮絶な統一教会による収奪が横たわっているんだけれど、その肝心の統一教会は未だに解散に至っていない。解散命令に抗議する訴訟を起こして高裁で裁判中だからだ。その頭目は韓国で拘置所に入っているというのにだ。岸信介から安倍晋太郎安倍晋三につながる統一教会べったり政府は今でも高市早苗につながっている。


 今日のMLBはすごかったらしい。延長18回、6時間半だったそうだ。出かけるときは8回くらいで同点だった。家に帰り着いたら「いま終わった!」所だった。