ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

朝からどんより

nsw20722004-06-11

レイ・チャールズの死を悼む。享年73歳。
本当に味のある唄であった。
ナット・キング・コールとともに不世出のボーカリストであった。
時代は驚くほどの早さで変わっていく。
確かな価値というものを、知らないがゆえに失う愚かさを人間は
犯しつつあり、これこそ「老兵は消え去るのみ」である。
しかも、「賢い」老兵は消え、「愚かな」若者が時代を引っ張っ
ている「積もり」になっているにすぎない。

梅雨の典型的な気候である。
朝ベランダから見た景色はもうなんだか霧の中のような按配。
仕事をしているうちに、窓の外に傘をさした人が通りすぎて、
雨が降り始めた事を教えてくれる。


体調は相変わらず、いまいちである。
結局年に一度の学会を欠席する事になりそうである。
これでは多分将来にわたっても発表ができる状況なんかにはと
てもなりえないだろうと思う。

昨日、来月からバイトを始める所で現在仕事をつないでいただ
いている友人から、これから何をやろうとしているのかをレク
チャーしてもらう。
最初からビールを目の前にしてしまうと自分が御し得なくなっ
てしまいそうだから、最初はコーヒーだ、という事で駅近くの
「プロント」(これって、イタリア語で、「もしもし」だよね)
に入ったら、向こうから「こんにちわ」って声をかけられた。
かつて志木にいて、途中から池袋に変わってきた学生だった。
なつかしい、という感覚と共に、「良くぞ声をかけてくれまし
た」と嬉しくなった。

学習しょうがいを抱える小学生のクラスにボランティアに行き
始めたばかりの学生がその報告に来てくれた。
嬉しいものである。
しかも結構前向きでいてくれると益々嬉しい。
うまくいかなかったらうまくいかなかったで、その状況を聞きた
いし、うまく行っている時はどううまく行っているのかをまた聞
きたいものである。
その直後に、今度は一切人の目を見ないで話す女子学生がやって
きた。ちょっと心配する。