ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

動く目覚まし時計

 私は概ね連日目覚まし時計を午前7時半に設定している。しかし、これに先んじること約1時間半。午前6時頃に、その予期せぬ目覚まし時計が稼働する。「みぃ〜」といいつつ手を出して、下手をすると鼻先をひっかく。そのうち、その「みぃ〜」の間隔と長さが短く、また長くなる。起きあがり、餌場に新しい餌を出してやるまで、やっておる。それだけなら、「こいつはぁ〜」とかいいながらまた蒲団に潜り込めばよいのであるが、その後、こやつは「ぐぉろぉ〜ん!」と大きな独り言を繰り返したりする。わが連れ合いは「うるさいわねぇ〜」(え?起きてたのかい?)というような口調でいったかと思うとあっという間に寝息を立てている。私はもう寝付けない。なんと私は神経質なんだろうと、こんなところだけ死んだ父親に似ていることを嘆く。それにしても、この生きている目覚ましは、こちらがでかける頃にはもう、おまえなんかに用はないとばかりに円くなって寝ている。