そんなぁ・・と思っていたんだけれど、一昨日からのNHKの朝日新聞に対する頑なな、それでいて鬼の首を取ったような「おまえがいっているのは嘘だ!」キャンペーンを見ていたら、あぁ彼らがいっていることはやっぱりこんなに身勝手なことなんだ、という感を深くしてしまった。よくNHKが協賛しているようなイベントをあたかもニュースです、といわんばかりに報じる姿が本来のNHK的姿ではないなぁと思ってはいた。しかし、そんなことはまぁ「大目に見る」という範囲のうちだと思っていた。
ひょっとすると戦前のマスコミが大政翼賛の提灯を持って先頭を走ったのは、こんな風に市民が何も疑問を持たずに、であったのかも知れないと一瞬感じた。
その意味では海老沢の責任は果てしなく大きいといっても良いかもしれない。それにしてもA代議士がいう「あの勝手な戦犯裁判には弁護士がいたわけでもなく、しかもあの検事は北朝鮮の工作員だ!」というコメントはこの問題の本質から市民の目をそらそうとする意図が見られて、なんだか朝日の18日の記事が意味を持っているのかも知れない思い始めた。