ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

nsw20722005-03-11

 (写真:浅草通りの稲荷町の駅前にかつて永寿病院があった。西町小学校跡地に近代的な病院となって移ったあとはなんとこんなマンションになっちまった。昔の永寿病院は古くて侘びしかったのは事実だけれども、あのエレベーターといい、きちんと写真にしておけば良かった。どんどんなくなってしまうのだから、覚悟しておかなくては。そしてそれは建物だけの話ではなくて、ひとりひとりの歴史を秘めている多くの人々のこともその通りである。)
 とうとうまた冬の気配に逆戻り。こんな時にはきっとまた「三寒四温」で春が近づいているということなんですよ、という話になる。一気に行って欲しい、春に一気に。
 雑誌「COYOTE」の第4号が先月にでていたんだけれどつい忘れていた。昨日は日本橋を通りかかったのでつい地下鉄を降りてしまい、地上に出た。出てから気がついた。そうだ、丸善はもう潰しているんだった。中央通り沿いに少し京橋寄りに行ったところにホンの気持ちだけの丸善ができていた。こんなんだったら京橋まで行ってブックセンター、あるいは大手町まで行って丸善オアゾに行けば良かった。しかし、いずれにしても行きか帰りにたった一駅とはいえ乗り換えなくてはならない。そのおっくうさがついそこで降りさせてしまうわけである。
 COYOTE第4号はハワイの特集だった。今友人二人がハワイへ研修に行っている。多分あと一週間位で帰ってくるんだろう。実は私はハワイには三回しか降り立ったことがない。そのうち一度はただ単に入管手続きをしただけでそのまままた飛行機に乗って本土へ向かったので、飛行場の中にいただけであった。その他の二回は1-2泊しただけである。ところが、まわりには毎年出かけている人もいるし、ハワイに店を出していた人もいる。そうかと思えばハワイの音楽に5-6年はまりこんでいたのもいる。彼らの話を聞き、昨年末にハワイ島ヒロの日系人ミュージアムの管理をしているハワイ大ヒロ校の先生のお話を聞いたりして、もうすでにいったことがあるような気がする。彼らの話を聞くと一度は行かなくてはならない、と思うんだけれど、ただそれだけで終わりそうな気がする。