ほぼ足りてまだ欲 その先

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日本海

 ちょろっとしたおやつを買った。その時に茶色いなんだか落雁の親玉みたいなものを発見。なんですか?と伺うと「お汁粉」だという。そういえば昔はこんなものがいくらもあった。最中の中にさらしあんが入っていて、お湯を注ぐとおやつの汁粉というものを想い出す。ひとついただく。パッケージを見てびっくり。「日本海」と書いてある。しかもそこに描いてある互い違いになった国旗は日の丸とロシアのものである。なんだろうと思うと、結構有名なものらしくて、「この方」のブログに詳しい。製造元は「風流堂」。 簡単に思っていたけれど、かなり重要な意味を持っていますぜ、この汁粉!自分でも苦心して写真に撮ったんだけれど、こちらのHPで一目瞭然。お楽しみいただきたい。
 もう一つ先にいくとこれまたずいぶんと優雅なおそば屋さんが店を開いている。まだそばをたぐる時間ではないので、生菓子とお薄をいただく。ちょっと一息をついた。それにしてもこのお店のサンプルが入っているのが立派な瓦葺きの陳列棚で、思わずこれでも固定資産税がかかっているんじゃないのと心配する。何も心配なんてする必然性もないんだけれど。涼んでからちょろちょろと堀の脇を歩くと向こうに「骨董」の文字。近づいてみるとこれは骨董と云うよりも、アンティークと云うよりも古物とでも呼んでおいたらいいのではないか、という風情。何もかも一緒。長野追分けのあの店の雰囲気に近いな。
 これだけ暑いと駐車場のそばに大々的に開いている地ビール館はばんばん飛ぶようにビールが売れている。これからのシーズンで一年分を稼がなくてはならない。