ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

集中

 月曜日になると途端に前の道を通る車が激減する。ということは国道も空いているという事であろう。こちらも一日書き物やら読み物に専念。朝から浅間は雲の中。陽射しもあたらず、これなら終日曇りかも知れない。路面には濡れていた形跡が見える。
 保阪正康著「あの戦争は何だったのか 大人のための歴史教科書」新潮新書:戦後60周年ということで路線に乗っているということなのか、これを入手したのはちょっと前だったが最近は書店の新書コーナーに平積みになっているところを見ると売れているということなのだろうか。私は新潮社という出版社については非常に懐疑的なんだけれども、著者の保阪正康氏の視点については注目してきた。この本は読んでみて、頷くことばかりで、メモをとりながら読むことになってしまった。「大人のための」という副題はどうだろう・・?「高校生以上のための」でもいいんじゃないかと。
 夕方、友人のところに遊びに行く。ラブラドールの13歳はどうもすでに腰に来てしまっているようで、立ち上がる時にはフラフラしている。わが家の猫もそういえば近頃は腰回りがなんだかふらつく。細君が帰ってきて旧道沿いの和食屋さんに食事に行く。鮨あり、鰻あり、海老フライありで向かいにはそば屋も経営している。健啖家夫婦は健在である。家庭菜園のきうりとミニトマトをいただく。
 ここのところこの地域も新築の家が目立つという。金はあるところにはあるらしい。おかげで工務店も儲かっているらしい。そういえば別荘建設の工務店がモデルハウスを何カ所にも開設している。家も車も人出もどんどん増えているような気がしていたがどうやら事実のようだ。景気は上向きだというのが本当とは思えないんだけれどなぁ。
BC級戦犯裁判 (岩波新書)