ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

久しぶりに図書館へ

 2日延滞になってしまっていた図書館から借り出していた本をすべて返却に行く。竹内まりやのCDを三枚借り出す。実をいうと竹内まりやのCDを手にしたのは初めて。Sincerelyというアルバムは彼女の曲を外国人の歌手がカバーしているというもの。なんとフィービー・スノウが参加しているのに驚く。実業之日本社が今年の2月に出版した「東京懐かしの昭和30年代散歩地図」を通りかかりに発見。この手の本はバブルの頃にずいぶん流行った気がするので、多分その頃のものかと思って開くと新しい。ここの図書館は全部の本に透明のプラスティックカバーでプロテクトする。これがなんだかどれもこれも古いような雰囲気にする。根津の「曙ハウス」が出ている。もう70年経っているそうだ。澁谷の公園通りの昔の写真が出ているかなぁと思ったけれどここにもない。概ねこの種の本には繁華街だったセンター街の昔の写真は出るが、全くそんな見せもほとんどなかった公園通りは写真も残っていないのではないかと思える。あそこに「勘太郎」といううどん屋があった。ジローやジャンジャンができた頃からかわりはじめたと行っても良いかも。ウィリアム・チャップマン「日、出づる国、再び」を再び借りる。
 CNNはずっとハリケーン・カトリーヌのニュースばっかり。どうしてメキシコ湾のハリケーンはこんなに大きなものばかりなんだといったら、フロリダに暮らしている友人から「ハリケーンの定義が日本の台風の定義よりも強い低気圧をいう」ので弱いハリケーンがなくて、そんなものは単なる低気圧だということらしい。飛び立とうとしながらそのまま羽をばたつかせながら風に吹き飛ばされる鳩とか、水しぶきを上げて風に吹かれてひとりで走るスーパー・マーケットのカートなんていうショットを撮っているところを見ると相当のかずのカメラマンがハリケーン・ショットを狙っているように思える。
 「民営化に反対しているわけではない。こうした民営化のやり方に反対しているのだ」という主張をきちんとしないもんだから、そのまま「改革の自民党」なんて先にいわれちゃって有権者はていよく騙されちゃっている。一体全体これまでにどれだけ改革をしたというのか。改悪はいくらでもしているんだけれど。
 障がい者自立支援法が廃案になることによって、十分な補助金が予算化されていないという話を聞く。つまり、支援法が成立することを前提に予算が組まれていたというのだ。だとするととんでもない話だ。成立することを前提に増加予算を立てないと間に合わないというのはわかるが、削減方向でこれをやるだなんて、腑に落ちない。きっと官僚間では自民党造反派はまさに評判が悪いんだろうなぁ。
 夜になって雨が降り出す。それにしても都会はうるさいもんだ。
東京懐かしの昭和30年代散歩地図