ほぼ足りてまだ欲 その先

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クリスマス・イブ

 別にイブにあんまり意味はないわけで、肝心なのはクリスマス。しかし、かつてのユダヤ人の習慣としては一日は太陽が沈んだところから始まるとされていたそうで、クリスマスの前日の夕日が沈んだところからクリスマスは始まる。だから、イブの礼拝からクリスマスの礼拝だということになるのだそうだ。しかも、かつてのクリスマスは12月25日ではなかったとされているのだそうだ。これはみんな今日のお説教の中で聴いたことである。やっぱり凄い人出だったのだけれど、始まるずっと前から座って、何人分もの席を確保している人を何人も見るとなんだかとってもいやな気分である。教会でやるべき姿ではない。
 いつものように、90歳を遥かに超えられた理事長先生が一番前に座っておられた。最後にご挨拶される。本当にお元気な方だ。終わった後で、キャロルの看護学生と一緒に写真に写っておられるのを見ると微笑ましい。
 宗教的にいえばイースターの方がクリスマスよりは意味は大きいよなぁ。
 たかだか全人口の1%しかキリスト教徒はいないのにもかかわらず、この国ではなんだか国を挙げてお誕生日をお祝いしているかの如くである。しかし、クリスマスが平日の時(その方が俄然多いわけだけれども)には、礼拝にいく人は激減する。いきたい人も宗教的理由で仕事を休むことに対して、周りの理解が得られない。尤もこれは宗教に対する問題ではなくて、休むことに対する問題だ。育児休暇だって取る人はいないんだから。いや、訂正。とれる雰囲気にないのだから。「君がこの会社に骨を埋めるつもりだったら、まさか勤続○○年の特別休暇なんて取らないよね」といった上司を思い浮かべてしまった。あんなおっさんばっかりだったものなぁ。