廊下に60cm幅の本棚を三本建てる。そして、それぞれの間をまた幅40cmの棚板でつなぎ、全幅260cmの本棚を構築した。ようやく部屋の中の椅子の周りに並べられていた本を棚に収容。4月に帰ってくる娘の部屋の本棚に置かせて貰っていた本をすべて収容したり、部屋の中の本棚とトレードしたりする。疲れ果ててめまいがする。今日は朝、その本棚キットが入っていた段ボールを纏めてゴミ置き場に運ぶ。家から出たのはその時だけ。不思議なものが結構見つかる。「西鉄ライオンズ 中西太」というサインの色紙が出てくる。これは会社で同じ職場にいたことのある人が奥さんの実家近くに住む中西太と顔見知りになって、一度貰ってきてくれた色紙だったのだけれど、酔っぱらった勢いで、「中西太がなんで西鉄ライオンズって書いてないんだ！」といってもう一度もらいに行って貰ったという、私が人でなしの先輩だった時のもの。ひどい奴だったんだなぁ。
洗濯物をしまい込むのにベランダに出ただけで「サム、サム！」と逃げ帰る。
これ・・・実は志ん朝さんがお書きになったもの。ある先輩が1977年2月10日に師匠に書いていただいたもの2枚のうちの一枚をわたしめに下さったもの。残念ながら私がその場に居合わせたわけではないのだ。
