炊事当番の月曜日だから炊事の下ごしらえをしながらテレビ朝日の「スーパーJチャンネル」を流していたら介護労働従事者の労働対価の低さについて報道していた。取り上げられていたのはグループホームの宿直担当の女性の話。週に5日間勤務で勿論グループホームでは夜勤は彼女一人。経営者はインタビューに答えてすでにこれ以上の人件費を割く余裕は全くないという。テレビ朝日は厚労省にインタビューするが、担当者がカメラの前で語ったのは「事業主の努力でカバーして頂くしかない」というものであった。これではどんどん非正規職員にしてどんどん一人あたりの人件費を削減しなさいといっているにすぎない。厚労省という役所はまさに将来を見据えてものを考えるという能力を持っていないというか、持っていては官僚としては暮らしていけないということなのか。私たちはどこかで戦う術を獲得しよう。（こんなことを云うと共謀罪なのかね？）
