- 与謝野君は今朝のNHK日曜討論ではっきりと竹中君の考え方は間違っている、といいきってしまった。おかげで「マネタリスト」についてちょっとかじってみようと思う。多分途中で諦めるだろうけれど。
- 麻生君はちょっとここのところ漁夫の利をえているようである。朝のサンデー・プロジェクトで満更でもないという顔をして見せたのを私は見逃さなかったのだ。
- それに引き替え福田君はすっかり色あせてしまっているけれど、大丈夫なんだろうか。
- 一番ほくそ笑んでいるのは福井君だろうね。話はどんどん移って行っちゃっているからね。飛んでもない感覚の持ち主なんだということを云い続けないとね。どこかのサイトで「誰だって金を増やしたいと思うのは当然だろう。それを「職務上の性格としてこの種のものには手を出すべきではない」という規定を持っていなかった日銀に問題があるんだという書き込みを見た。そりゃないだろう。日銀の総裁ともあろうものがその辺の兄ちゃんじゃないんだから。「そんなの聴いてないっす」ってのは世の中をなんにも知らない奴には通用する（それでもその後、「そんなら明日から来なくて良いよ」と云われるだろう）だろうけれど、日銀の総裁たるものがそんなこと云ったら大笑いされるだけだよ。でも、云っているようなものか、この態度は。
- そうそう、話は元に戻るんだけれども、与謝野君にNHKのキャスターがまたまた鋭く「ここまで借金が大きくなったことに政治の責任はないのか」と突くと少しも慌てず、はっきりそういったわけではないけれども、それに甘んじてきた国民にも責任があるんだぞと云わんばかりであった。いやいや、確かにそれを云われると忸怩たるものがあるわけで、そんな「大嘘つきたち」に政治を任せてきた私を含めた有権者の責任、自覚のなさという問題はある。しかし、選挙至上主義でこれまで国民の目をあっちにそらせ、こっちにごまかしてきた政権与党とそれに振り回されてきた偏差値至上主義の申し子官僚による責任はより明確であることを自覚しない与謝野君の発言は大いに問題視されるべきである。年金だけに視野を限定し、選挙対策のために「百年持つ」という大嘘で見得を切った姿にものの見事にはめられちゃった私たちはよっぽど賢明にならないと子孫たちに恨まれるのだ。
- これだけ、なにもかも「北朝鮮ミサイル発射」でもって蹴ちらかされてしまうと、ひょっとしてこりゃ「蘆溝橋事件」じゃないのかと思っても無理はない。これに韓国人拉致被害者の会見なんかが重なって、今やほくそ笑んでいる人は何人もいるんだろうな、と。
- テリー伊藤っていうなんだか分からん奴が提灯持って都庁なんかに行ってヨイショなんてしてるのを見ちゃうと、なるほどねぇ・・・って。そういや最近の若い人は（おい、それって一体誰のことなんだよ）「冷奴」と書いてあるメニューを見て「つめたいやつ」って注文するんだってテレビで誰かが言っていたけど、いくらなんでもそりゃネタだろ？
