ほぼ足りてまだ欲 その先

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服装

 ま、他人のことをとやかくいう筋合いを私は持ち合わせてはいないんだけれども、最近とみに気がつくので書き付けておこうと思った次第。いい加減いい歳をした私の様なおやじが平気で昔着ていたのとほぼ同じような服装をしているケースが目につく。かく言う私もそうなんだけれども、例えばガキの頃に着ていた様なコートだったり、ジーパンであったりする。そりゃ別に構わないんだけれど、後ろから見ていると格好の割に歩き方が老けている、というあんばいに見える。まぁ自分でも後ろ姿の写真なんかを見るとそう思う。大体にして腹筋、背筋がなくなってきているから猫背になっているし、溌剌さがない。どうも1970年代に見ていたアメリカ人の爺さんやばあさんと同じ具合である。それでもそんな西洋爺さんと随分と違うのは色彩である。自分が着ている洋服の色を見たってそうだ。黒、焦げ茶、チャコール・グレイなんてものばかりだ。だから同じ年齢ぐらいの人が集まるとどうもその辺だけが煤けた色に見える。そうわかっていながらバーゲンで、あるいはUNIQLOや無印で何かを買おうとする時でもどうしても地味な色を選ぶ。地味な色の衣料品というのは中身がはつらつとしている若い人たちだとなかなか映えるんだけれども、中身がしぼれてきちゃったこちとらの様な年齢層だと、こりゃ寂しい。分かっちゃいるのに、そっちに手が伸びる。なんでだろ。