ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

薬といえば

 インフルエンザのタミフルではないのだけれども、薬というものは自分に合うものがあったり、あわないものがあったりして苦しんだりすることもあったりする。かつてアフリカのある国に行っていた時のこと。まぁ、ストレスもあったんだけれども、風邪を引き込んだ。とにかく昔の私は自分のイヤなことをやっている時はどんどん身体に異常が現れるという実に便利な体質だったのだ。で、風邪を引いたんだけれども、全く言葉の通じない私は衰弱しきっていて、仲間に連れられるまま客先の国営石油企業の付属の病院に連れて行って貰った。その病院に行くまでが大変。砂漠のど真ん中から車でその町まで約300kmあるのだ。今になって考えてみると、その移送につきあった仕事仲間が可哀想だ。ようやくたどり着いた頃にはすっかり消耗していてなんとも情けない状態。どんな医者に診察されたのかが全く想い出せない。しかし、想い出せるのは出して貰った抗生物質をのんで熱に浮かされながら宿舎の簡易ベッドでぐったりと寝てしまったことである。しかも、喉が渇いて眼が覚めた時、必ずいやぁ〜〜っな夢を見ていた。それで翌朝にはもうその薬を飲むことをやめたのだった。なんせ眼が覚めるたびにいやぁ〜〜〜っな夢にうなされたのだ。しかし、とてもベランダから飛び降りる気力はなかったなぁ。