ニッポン放送の「森永卓郎と垣花正の朝は一番乗り」で250円弁当がとうとう取り上げられた。卓郎、「えっ!」と驚く。肉じゃが弁当とハンバーグ弁当に舌鼓を打つ。全国に同時多発だといい、中小企業診断士の渡辺さんにインタビュー。280円と250円の価格では売り上げ数に大きな差が出るのだという。中間コストを省く、かける時間を短くして、早くつくり、早く店に出し、早く売ってしまう。メインのボリュームを大きくし、単価の低いものをたくさん売る。売れ筋の違いをよく考える。グルメを売っているんじゃないことを意識する。
こういうニーズがあることの、そして商売として成り立つほど売れることの意味はこの国がかつての状況と大きく変わっているのだということを理解する必要がありそうだ。年間に3万人の人間が自死を選んでいる国であることの意味をどう捉えたらよいのだろうか。