お坊ちゃんは有識者会議が大好きで、何をやるにもやれ審議会だ、やれ有識者会議だと、ほとんどが御用学者や自民党の息がかりの有識者ばかりを集めて自分によい方向のものを諮問させて、「皆さんに議論して頂いた」と見得を切るてぇやつだ。こんどは社会保険庁改革についてまで有識者会議だって。「有識者からなる委員会をつくって、1996年にシステムを設計し1997年に導入した際、どういう問題が起こったのか問題の所在と、歴代社保庁長官を含め責任を明らかにする（東京新聞2007年6月2日 20時17分）」というんだけれど、多分これは民主党の菅直人を調べ直そうとしているんじゃないの？歴代社会保険庁長官の責任というからには厚生労働省にとどまらずに霞ヶ関キャリアの仕事を精査するということに力が及ぶような仕組みを作らなくてはならないだろう。どうやったら霞ヶ関の牙城を崩すことが出来るのか。何よりもまず選挙に行かなくてはならないだろう。なんどもいうけれど、これでも今度の参議院議員選挙の投票率が50％にも達しなかったとしたら・・・・・。とりあえずどんなメンバーでやるのか、楽しみだな、こりゃ。
