ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

NHKクローズアップ現代

 厚生労働省事務次官・辻哲夫が出演。冒頭「誠に申し訳ありません」と硬い表情、かたい口調である。司会の国谷裕子もいいたいことがたくさんありすぎる様子でいつもより口調が淀む。この番組が始まるや、テレビのこっち側が俄に言葉が多くなり、テレビの中で何をいおうとなかなか聞いていない。ところで提唱されている「第三者機関」というのはいったい誰がそうなるのだろうかと。国民総保険の状況の中では、保険機構たる国と保険契約者である国民で、全ての人が含まれてしまうわけで、一体全体、誰が第三者たり得るのかというわけだ。
 社会保険庁の歴代長官、キャリアへの批判は百家争鳴となっているが、そろそろ自治労槍玉に挙げる雰囲気が煮詰まってきているのではないだろうか。こうなると今度は民主劣勢に廻らないのだろうか。それとも与党はこれを選挙直前に大キャンペーンするつもりだろうか。「菅直人さんじゃありませんか!」というお坊ちゃんの絶叫は全く男を下げてしまったが、「仕事をやらないことが仕事だったような自治労に支えられているのは民主党じゃないですか!」の台詞はいつ発せられるのか。そして、この容易に予期できる攻撃に対する反撃は既に用意されているのだろうか。