ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

NHKと三菱重工との関係

 今日の総合テレビ午後7時のニュースの中でYS-11以降日本の旅客機は途絶えたままだ、今日本のつばさの開発に意欲が高まる・・的な話題。つまり「官民共同で開発中の国産ジェット機MRJ(ミツビシ・リージョナル・ジェット」の概要を発表した。70―90人乗りで燃費効率を競合機に比べ約2割向上(NIKKEINET 070611 19:53)」の話だ。まず官民共同であるならばその呼称になんで三菱の名前が入るのか、と言う疑問がひとつ。もうひとつはなぜNHK三菱重工となると企業名をそのまま出してくるのかという点である。先日もNHK三菱重工長崎で建設された(あの火事になっちまってケチのついた)姉妹旅客船の建造番組をヘリをばんばん飛ばして作った。他のメーカーの話題になった時は一部を除いて、必ず「長崎のある造船所では・・」扱いである。なぜ三菱重工のみ、実名を告げてそのままメーカーが作ったプロモーション・ビデオをまるでシンガポールの昔のテレビ局のように節操なく流すのだろうか。
 あぁ、これは三菱と金銭的にできているんだろうなぁと思われても仕方がないというものだ。昔から三菱重工はやり方うまいものなぁ。(・・まぁ、ひがみだが)。
 それにしてもプレス・リリースには「70―90人乗りで燃費効率を競合機に比べ約2割向上させる」としてあるものの、「エンジンは世界三大メーカーから提案を受けており、今秋までに決める予定」なんだよね、未だ。「競合機に比べ約2割向上させる」って言い切っちゃうのはずるいね。これはあくまでも目標でしょう?出来なかったらどうすると思う?なぁにその頃にこのリリースを覚えている奴なんていないよ、ってなもんだな。そのまま仰る通りに掲載し、番組にして流すマスコミはどうよ。民間マスコミは広告の関係があるからはい、はいといって掲載するだろう。だけれども、どうしてNHKがいいなりなんだ。こんな話は誰もマスコミはしないし、するわけもない。くそっ!