ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

今日のイベント

 午前11時、渋谷の現場に集合。サウンド・チェックのあと日頃全くやっていない曲の構成とコードチェックに時間を費やす。なんだよ、事前にどこかで練習して来いよといわれても当たり前なのに、ここのPAエンジニアの方は実に親切で、毎回本当に感心するほど丁寧。「バス・ストップ」をやるんだというと、誰も彼もが「ホリーズの?」と聞く。ちがうんだって。平浩二だってば。その次の反応は「え?演歌じゃん?」である。そう、今回の私のコンセプトは「演歌」なんだよと居直る。
 学生時代の仲間やうちの姉夫婦まで聞きに来てくれた。ようやく見せることができたのだった。
そのまま地下鉄に乗って、今日が三日目の吾妻橋フェスタに向かう。午前中陽が差していたのに、着いた時にはやっぱり曇りで、風がむしろ寒い。一体全体この三日間で幾つのバンドがでたというのだろうか。私たちの前はジャニス・ジョプリンのトリビュート・バンドの「チープ・スリル」だった。どんどんジャニス&Big Brother & Holding Companyに近づいていく。
 与えられた時間はわずかに25分。突っ走る。あと1曲といわれて驚く。あっという間だった。しかし、客席に古い歌を一緒に唄ってくれる人がいると嬉しいものがある。
 オオトリの友人バンドが終わるまでビールを呑みながら楽しむ。リード・ギターは風邪を引いていて、熱が38℃だということだ。根性があって凄い。
 一昨日出演したカザフスタン民謡の高橋さんからCDを戴いた。本当に面白い唄だ、意味わからんけれど。高橋さんの声量は凄いものがあるのだ。
 アコースティック・デュオのSala's Bankのお二人が来ていてくださって楽しそうに聴いて頂けたようだし、あとでじっくり話し合ってなかなか面白いお話をお聴かせ頂いた。デュオの名前の由来をお伺いしたら、とてもとても話の長いもので、もうとても再現はできない。しかし、本当にピュアな音で、私は大好きだ。