ほぼ足りてまだ欲 その先

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雪崩を打って康夫君に

 考えてみたら前長野県知事(あ、参議院議員になってんだな、今は)の田中康夫君と同じ字じゃないか。そして考えてみたら彼も二代目で、麻生だみ声太郎君もそんな系統だ。誰も彼もが雪崩を打って康夫君支持に回るという図式は多分、小泉の郵政民営化選挙で「羮(あつもの)に懲(こ)りて膾(なます)を吹」いている結果なんだろうと。さぁ、チルドレン諸君!これからどうするんだね?麻生がいみじくも自分で言っているように、これで不利だからと降りてしまったら周りから何を言われるかわからない。そういう点では別に誰が頼んだわけではないかも知れないけれど、麻生君はこんな本筋じゃないところで貢献しているわけだな、きっと。昨日のテレビ朝日に出てきた時もそうだったし、今日の会見でもそうだったけれど、ニヒリストを自演している康夫君は本当のところは何も考えていないんだろうことを推測させる。どんな質問でも「今そうなるかどうか確たる根拠もない状況で、お応えするのは適切ではないと思う」のなんのと難癖をつけて答えようとしない。麻生はそれでもどうにかこうにか答えようとする。自民党の親方を決める選挙だが、今回はお坊ちゃんのおかげでとんでもないことになっていて、党所属国会議員387人(河野洋平衆院議長と山東昭子参院副議長を除く)は一人1票、各都道府県連には三票ずつの計141票を割り振り、合わせて528票で決まるという。しかし、その都道府県連の3票をどう決めるのかというのはそれぞれの県連の判断に任されているというのである。県連ないで投票をして、第一位になった候補者に三票全部を入れるという県連もあれば、得票の割合によって三票を振り分けるところがあったり、様々なんだという。そんなことで、結局日本の首相が決まってしまうのはどうしても納得がいかない。だれもかれもが「民意」だと繰り返しながらこんなことで決まるのはおかしい。やっぱり直接選挙で元首は決めたいし、そうでないなら解散をして決めるべきだった。お坊ちゃんが解散すれば良かったのではなかったか。これじゃ自民党が野に下るとすればそれは本当に意味があるだろうな。