ほぼ足りてまだ欲 その先

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映画「めぐり逢い」

 体調がはっきりしないからと、ごろごろ寝たり、起きたりしているうちに昼間テレビをつけていたらケリー・グラントとデボラ・カーの「めぐり逢い」(An Affair of Remember)をやっていた。そういえば随分古い映画だったはずだけれども、これって一体いつの映画なんだろうかと調べたら1957年である。その割には映画の中に出てくる合唱をする子どもたちの中に黒人の子どもも(圧倒的少数であるが)登場する。ヒロインが金のない学校の先生なのにメイドを雇っている女性だったりするのはご愛敬か。この映画がのちのウォーレン・ビーティーの映画(Love Affair)の下敷きなんだとは知っていたが、この映画そのものが1930年代の映画(Love Affair)のリメイクだったことは知らなかった。今のハリウッドもそうだけれど、生活実感のない人たちが登場するのは「非日常」の世界を描くためか。