ほぼ足りてまだ欲 その先

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証人喚問

 参議院外交防衛委員会北澤俊美委員長の冒頭の質問は、これまでの様々な証人喚問での委員会委員長による隔靴掻痒たる質問に比べると、非常にわかりやすい質問でやはり第一党をこれまでの様に与党が占めているのに比べるとフェアな取り組みが行われていることを考えると、やはり惰性で選挙権を行使してはならないのだという思いを再認識する。
 民主党浅尾慶一郎の質問に答えて、守屋前防衛庁事務次官はついに「思う」ではあるが、宮崎と宴席を共にしたのは「久間」「額賀」であると回答する。その他の質問に対してこれだけ「記憶がない」「承知していない」人を何年も私達は防衛事務次官として雇っていたわけだ。
 衆議院深谷委員長の下で行われた証人喚問に比べると守屋前防衛省事務次官は補佐人を振り返ることもせず、淡々と、しかし、やばいことは「記憶にない」として進める。あれから、どんな打ち合わせがあったのか興味深い。
 しかも彼はゴルフも麻雀も賭けて遊んでいたことをあんなところで明白に認めてしまった。世の中に警鐘を鳴らす意味で時々捉まっちゃう芸能人たちはさぞかし怒っていることだろう(まぁ、そんな話じゃないな)。
 「退職金は返納するつもりだ。申し訳ありません」と。山本一太に告げる。山本一太はまさに弁護側質問そのもので、守屋前次官は防衛庁職員に詫びる発言多々。
 時間がないとはいえ、社民党山内徳信議員の質問はどういうことなんだろう。あまりといえば、あまりではありませぬか。