ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

どうやったら留められるのかと

 石膏ボードにネジで留めてあったコートかけが簡単にすぽんと抜けて落ちた。当たり前だ。こんな留め方をしてあったらこうなるのは必然だ。両端の柱の縁に板をはめ込んでそれにつけたら良いんじゃないかと思って板を捜したけれど、そんなものは売っていない。そうだ、東急ハンズだ、というので出かける。どこにあるかといったら渋谷か池袋しか思いつかなかった。面倒だ。
 そうそう、銀座にハンズができたというではないか。うろうろするがアップルストア近辺には見あたらない。しょうがない、4丁目の交番まで行って聞いた。こちらの若い巡査がすぐに教えてくれたが、なんだマロニエゲートってビルだってんだなぁ。それって、プランタンの通りの横の角。つまりかつて外から中が丸見えの喫茶店があったところだ。ブラッセリー・なんとかってレストランがあって、20年ほど昔に誰かの送別会に行った記憶があった。よしよし、ここのことは昔なんだったかときちんと思い出せるぞと満足だ。大体ほとんどのビルがその前が何だったか思い出せないのだから。ブルガリは昔は三共ドラッグ・ストアだった。これだけしょっちゅう店が変わると分からなくなる。今日も何組も「あれぇ、この辺にあったよねぇ〜」とやっていた。
 そのビルの5Fから9Fまでが東急ハンズである。結論として、両面テープかなぁ、と思って壁に付けるフックがズラァ〜ッと並んでいるところに行くと・・・お、あるじゃないか。最大荷重11kgでも大丈夫というものまである。細い釘であっちこっちに向けて打ち込んで力を確保するという方法のようだ。これでもダメだったら両面テープにすることにしよう。こちらのハンズは狭い分、やはり渋谷なんかにはかなわないようで、ちょっと物足りないところはやっぱりある。老眼鏡を置いているところを見付けたけれど、とんでもない値段である。安くても4千円台なんて、考えられない。