三遊亭歌雀という噺家が44歳という若さでなくなったんだそうだ。昨日が葬儀だったらしい。残念ながら彼の噺をこれまで聞いたことがなかった。彼の名前でもってブログの検索をしてみると、結構な数のブログがあたった。で、気が付いた。噺家の若手は随分とブログを書いている。落語のお好きな方は彼らのブログをお読みになると、かなり業界のことが分かって参考になるだろう。変な雑誌の特別号なんてものを買って、なんだこれじゃ「サライ 落語入門」や「別冊歴史読本 落語への招待（変なタイトルだ）」なんかとどこがちがうんだよ、人の足元を見るんじゃないって啖呵のひとつも切りたくなるよりはなんぼか面白い。良く噺のまくらで彼らが「私ども、よく学校落語を申しまして、各地の学校で落語をやらして頂くことがございますが・・・」といっているけれど、学校じゃないまでも地方めぐりは結構本気でやっているのがよく分かる。
訃報といえば（昨日から訃報ばかり追いかけている）、元山一証券インターナショナルの社長だった人が64歳でなくなった、という記事を見付けたのだが、彼の名前が「相場 昇」としてあるんだけれど、まさか本名じゃないよねぇ・・・？
そんなことを書いていたら友人のお父さんが亡くなったとメールが入る。享年91歳だという。横浜の人間だから通夜・告別式は歌雀と同じ横浜市営北部斎場だそうだ。
